林業咸宜園第10回 木造建築推進セミナー 開催報告

8月29日、林業咸宜園「第10回 木造建築推進セミナー」が開催され、約50名の参加者が集いました。
開講式には多くの来賓の方々にもご出席いただき、盛大にスタートしました。本セミナーは11月までの全4回シリーズで実施されます。
第1回講義:稲山正弘(東京大学名誉教授)
第1回の講師は、東京大学名誉教授の稲山正弘先生。日本を代表する木質構造の専門家として知られる稲山先生は、長年にわたり実験と設計で木造建築の可能性を広げてこられました。
今回の講義は「中大規模木造建築の構造設計のポイント」と題し、実際の事例を交えながら、課題とその解決策について分かりやすく解説していただきました。
締めくくりには飯能商工会議所の事例紹介もあり、設計・施工の現場で直面するポイントが具体的に示されました。



交流会のようす
講義終了後は講師を交えた交流会を開催。参加者は稲山先生と直接意見交換を行い、サインをもらうなど和やかに交流を深めました。
講義だけでなく、参加者が交流する場が持てたことも本セミナーの大きな成果です。

今後の予定
本セミナーは全4回のシリーズで、11月まで開催されます。
次回以降も、木造建築の最新知見や現場の知恵を学べる充実した内容を予定しています。
詳細は当組合のホームページでご案内します。