日田木材協同組合

原木市場事業

各製材工場が使用する丸太を、安定して供給できるよう丸太の集荷や選別作業を行っています。森林所有者から依頼され、スギ、ヒノキの伐採から玉切り、山土場からトラックで原木市場まで運搬してきます。その丸太を樹種、長さ別、径級別、品質別に仕分けして製材工場に販売しています。

製材工場等で使用するチェーンソーや鋸、製品を結束する商品、木材の割れ等を防止する薬品、鋸の目立て、その他製材工場で使用する物品等を大量に仕入れ、できるだけ安く製材工場に販売しています。

プレカット工場等から製材品の注文を受注し、各組合員からそれぞれの製材品を調達して、全国各地へ出荷するとともに、輸出も行っています

乾燥機、加工機を持たない製材工場から委託を受け、製材品の乾燥・カンナ掛け加工を行っています。製品は乾燥をして強度のアップと製品の狂いを抑えています。また、現在はプレカット工場で加工をしますので、予めカンナ掛けを行っています。

国内消費の拡大のための木材や家具のプレゼント事業や、新たなマーケットの開拓や販路拡大のため、県や市の助成をいただき、木材のサンプル出荷や海外視察等を行い、輸出の促進を図っています。

関係業界等の取引をスムーズにするため、日頃からお付き合いのあるお客様等と組合員とで、年2回のゴルフ会を実施するとともに、懇親会を開催し交流を深めています。

労働災害の未然防止のため、毎年労働基準監督署等が参加する協議会と製材工場の安全パトロールや講習会等を実施しています。

製材工場内で使用するフォークリフトの軽油の免税の申請や、免税証の受領などの業務を組合員から委託されて実施しています。