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組合員紹介 2026年7月6日(月)
ユウキ木産のものづくり―自分の家でも使いたいと思える材だけを届ける」

日田市で長年にわたり木材加工・販売を続ける株式会社ユウキ木産。

社名の”ユウキ”は「近代日本資本主義の父」として知られる渋沢栄一が好んで愛した言葉「雄気堂々」に由来してます。「正直な製品をつくり、正々堂々と商売をする」という信念を大切にしたいと創業者がその精神を会社の名前に託しました。

今回、工場を訪問してまず印象的だったのは、整然と並ぶ天然乾燥材と、一枚一枚の板を丁寧に確認する現場の姿でした。

お話を伺う中で見えてきたのは、「正直な商品を届ける」という創業以来変わらない考え方です。


 一番のこだわりは「正直な商品」

「うちの一番の売りは何かと聞かれたら、正直な商品をつくることですね。」

そう語るのはユウキ木産の社長。

木材には等級や規格がありますが、最終的な判断をするのは人です。

ユウキ木産では、

『自分の家で使いたいと思えるかどうか』

を基準の一つにして選別を行っています。

もし自分自身が使いたくないと思う材であれば出荷しない。

その考え方が、長年にわたって信頼を積み重ねてきた理由のひとつです。


一枚一枚、人の目で確認する

近年は機械化が進み、自動で選別・出荷される製材工場も増えています。

しかしユウキ木産では、板材を中心に人の目による確認を大切にしています。

板材は住宅の内装や造作材として使われることも多く、仕上がった後に見える部分です。

色合いや木目、節の入り方など、お客様ごとに求めるものも異なります。

そのため機械任せではなく、一枚ずつ状態を確認しながら出荷を行っています。

この丁寧な選別が、クレームの少なさにもつながっています。




クレーム対応は「まず現場へ」

ユウキ木産では、万が一クレームや相談があった場合の対応も迅速です。

「良いクレームでも悪いクレームでも、とにかくすぐ現場へ行く。」

製品に問題があったのか。

施工方法によるものなのか。

実際に現場を見ることで初めて分かることも少なくありません。

時には遠方まで足を運ぶこともあるそうです。

お客様との信頼関係を大切にする姿勢がここにも表れています。


50年以上続く取引先との信頼関係

ユウキ木産には、50年以上取引が続いている販売店もあります。

長く取引が続く理由は、品質だけではありません。

納期を守ること。

約束を守ること。

そして相手との信頼関係を大切にすること。

木材業界は人と人とのつながりで成り立つ部分も多くあります。

長年にわたって築いてきた信用が、現在の事業の基盤となっています。




焼杉にも取り組む

現在は主力商品ではありませんが、焼杉の製造も継続しています。

近年は住宅や店舗の外壁材として焼杉への関心も高まっています。

また、通常では利用しにくい材に付加価値を与える方法としても注目されています。

「使い方次第で木材の価値は変わる。」

そんな考え方もユウキ木産らしい取り組みのひとつです。


天然乾燥が生み出す木の魅力

工場内で特に印象的だったのが天然乾燥材の保管風景です。

ゆっくりと時間をかけて乾燥させることで、木本来の風合いを活かした材づくりが行われています。

乾燥中の材が並ぶ様子は、木材の産地ならではの景色。

木の香りや乾燥の音を感じながら、日田材の魅力を改めて実感しました。


これからも「正直な材」を届けるために

ユウキ木産のものづくりの原点は、とてもシンプルでした。

「自分の家でも使いたいと思える材を届けること。」

最新設備や効率化が進む時代だからこそ、人の目で確認し、人との信頼関係を大切にする姿勢が強みになっています。

これからも日田の木材産業を支える一社として、正直なものづくりを続けていくことでしょう。


株式会社ユウキ木産

〒877-0088
大分県日田市小迫町42
TEL :  0973-(23)-6522
FAX :  0973-(23)-6314

ユウキ木産公式ホームページ
https://www.mokusan.biz

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