この木、杉だと思ったのに。

お盆休み、家族で鳥取県の大山へ出かけました。
車で移動している途中、ふと目に入ってきたのが、たくさんの木を使った大きな遊具。
「わぁ、すごい!」
思わず車の中から見てしまうほど、木の存在感がある遊び場でした。
子どもが遊びたい!というので、ちょっと寄り道。

日田で木材に囲まれて仕事をするようになってから、以前よりも「木」が目に入るようになりました。
以前だったら、きっと「木の遊具があるな」で終わっていたと思います。
でも今は、
「この木、何の木なんだろう?」
と考えるようになりました。
「これ、多分杉よ」

この日も、遊具を見ながら木を眺めていました。
日頃、仕事で目にする木材といえば、杉や桧。
木目や色、雰囲気を見ながら、
「これは杉っぽいなぁ」
と思った私は、子どもに、
「これ、多分杉よ」
と、ちょっと得意げに話していました。笑
ところが。
帰ってから、この写真を職場の上司に見せてみると……
「違うよ」
……えっ?
どうやら、私が思っていた木とは違ったようです。
まだまだ木の世界は奥が深い。
毎日のように木に囲まれて仕事をしていても、見ただけで木の種類を当てられるほど簡単なものではありません。
木を知るようになって、景色が少し変わった
今回のことで改めて思ったのは、
「木を知るって、面白いな」
ということ。
以前はただの「公園の遊具」だったものが、今では、
「どんな木を使っているんだろう?」
「どうしてこの木が選ばれたんだろう?」
「この木はどこから来たんだろう?」
そんなことを考えるようになりました。
子どもは木の遊具を見て、
「楽しそう!」
と走っていく。
私はその後ろから、
「この木、なんだろう?」
と眺めている。
同じ場所にいても、見ているものが少し違うのが面白いなと思います。
「木」は、意外と身近にある
日田木材協同組合で働くようになって、私の中で「木」は少し特別な存在になりました。
旅行中出雲大社にも立ち寄り手を合わせる時にふと上を見てみるとここにも「木」

でも、よく考えてみると、木は特別な場所にだけあるものではありません。
公園にもある。
学校にもある。
家にもある。
家具にも、おもちゃにもある。
そして、子どもたちが遊ぶ場所にも、こんなふうにたくさん使われています。
今回の大山での寄り道は、
「木って、やっぱり面白いな」
と改めて感じるきっかけになりました。
……そして何より、
「杉だと思ったのに違った!」
という、ちょっと悔しい思い出になりました。笑
いつか子どもに聞かれたときに、
今度こそ自信を持って答えられるように。
「わたしと木」。
木のことを少しずつ知っていく、私の小さな記録です。